†Imperial Circus Dead Decadence†

『狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。』


11.因果律ノ咎人、境界面上ノ運命。
作詞・作曲 / Rib:y(uhki)

序章ハ 偏執ト 遭遇シ 発散ス 恒常スル 教義ハ 
壊死ト 複合ヲ 両性ト 自死タリ 溶解シタ 運命ハ 序言ヲ紡イダ――。

終り無きは時計の針 咽び啼きは犠牲の哀

たった一つ守ると誓った太陽、失わせない
並行スル境界ヲ飛ビ越エ――。

惹かれあう 才と知は眩く 焦がれ震えた 思い在る侭に
突き付けら れた 結末は重く 紅い血で満たされた はじまり……

ソノ死ハ――改変デキナイ
振り落とされた希望 形を上下し境界を観測する

逃れられないよと 決意の瞳は悲しく
交わした甘美さ 心が 啼いて 辛くて 愛おしくて 凱いた

苦しみ繰り返したるは 唯愛する者の為に

救う為に失われる紅き焔、如何な理由(わけ)とて消させない
運命ノ支配ヘ辿リ着ケ――。

裂かれ舞う 解の血は眩く 繰り返した 想い紡ぐままに 
衝き立てた 心の欠片は重く あろうことか彼のモノに刺さる

殺シタノハ――私カ
絶望を通り越した虚像 歪曲した結果に怨磋は

記憶を消してよと 願うほど悲しい
壊れてしまうと 心が 啼いて 痛くて 戻れなくて 哭いた 

時を経て募る思いは あの時の私を そしてなにより彼女を  
混沌の世界の為に あらゆる犠牲と希望を背負い 到達する
此の場所で過ごした 記憶と記録の そのすべてを 在るが侭 事実を抱えて
過去の己 世界すら騙し 運命の 其の扉を開く為――。

健闘を祈る――「         」

裂いて舞う 我の血は目映く 繰り返した 答えを得る為に
代償の 痛みを感じ 信じている 是が運命の選択と

愛の言葉の形は始まりへと

希望と廻り逢う 軌跡の中 愛おしい
焦がれてしまうよ 心が 咲いて 逢いたくて 辿り着いて 抱いた

序章ハ 偏執ト 遭遇シ 発散ス 恒常スル 教義ハ 
壊死ト 複合ヲ 両性ト 自死タリ 溶解シタ 運命ハ 序言ヲ紡イダ――。

此の手で変えた――。

 


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