†Imperial Circus Dead Decadence†

『狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。』


03.邪神の婚礼、儀は愛と知る。
作詞 / Rib:y(uhki) 作曲 / KIM

嘗ての退廃世界を看取った一組の男女、彼らは其の無限の命を捨てて愛を知った。
オフェストラが受けた生とは、愛の結晶である。
其の結晶は終りをもつ。彼女は有限の命と無限の愛を知った。



悲しいって気持ちは嬉しいって感情を知っているから―。

煉獄より出でたる憤怒 其の形は赫く 人の生み出した罪を背負い滴る
七つの罪を喰らい 憎悪の侭に駆逐した 罪を罪で贖った

信仰ななど不要 我が御霊こそが核である
新たなる夜明け 激烈な記憶

地獄の底に在る恐怖 其の姿に似て 繰り返される悲劇は漆黒
喰らい尽くした大地に咲くのは 黒い薔薇 絶望の花

信仰ななど不要 我が御霊こそが核である
新たなる夜明け 激烈な記憶

煉獄より出でたる憤怒 其の形は赫く 人の生み出した罪を背負い滴る
七つの罪を喰らい 憎悪の侭に駆逐した 罪を罪で贖った

信仰ななど不要 我が御霊こそが核である
新たなる夜明け 激烈な記憶

願いは絶たれたのだと 諦めと境涯
其れでも彼の愛は彼女を貫いた

だから其れ故に愛は咲いた 互いの命を混ぜる行為を
退廃の世界は残酷で在りながら 美しい
その答えが私 醜聯に耽る葬ら

逸し 舞い葬し 蔽す 闘し 阿修羅 

 

"父さま 母さま 私は 終わり在る世界を見続け 私の答えを探します"

 

宿る命 決意という名の光

 

だからそれ故に愛は咲いた 自らの死を恐れることなく相手を想う
退廃の世界は残酷で在りながら 愛を喪わない
その答えを呉れたモノがいた 彼の心は私の内に在る――。

だがそれ故に愛は咲いた 自らの死を恐れることなく相手を想う
退廃の世界は残酷で在りながら 愛を喪わない
その答えを呉れたモノがいた 彼の心は私の内に在る――。

逸し 舞い葬し 蔽す 闘し 阿修羅 

煉獄より出でたる憤怒 其の形は赫く 人の生み出した罪を背負い滴る
七つの罪を喰らい 憎悪の侭に駆逐した 罪を罪で贖った

其れこそが 退廃世界の 最初の 終り


†戻ル†