†Imperial Circus Dead Decadence†

『狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。』


04.血塗られた醜聯に耽る葬ら
作詞・作曲 / Rib:y(uhki)

彼女が生まれ落ちた時、物語は真に動き出す。
滅びは果てた世界の一人目の命。
これからのすべて見つめる為の命、少女オフェストラの心が紡がれていく。


これが私が存在し得なかった形。

惨劇と絶望の果てに、黒は灰に、宿り命は其の瞳に第二の退廃を映して―

―終わりの大地に:翳り癒えず 其の身裂いて
―生まれ堕ちた葬ら:開いた目に 名も知れぬ 母儘

誓いの証 蔑まれの容 見据えたものは 黒い塊 断たれ艶身 希みは憤怒―

―下落、唯一に非ず:違うという 彌の重ね
―識知エル 其れは怒りと 沸き東る 所懐は鬼ヌ柄曖 空と……其の共鳴                   

地階の赫し 提す稀の過多 見据えたものは 黒い頤使 絶たれ炎観 望みは、憤怒―

暁の呈え 唯の愛し 想い燻ね帰依
虚ろい 卦て 悔いの話し 熾り母の跡         逢 怨 浮申 雲 戒 葬

愛故に 魅も禽 理想でも 悲しみは殺がれられず
重ねた罪は纏いでも 必ず羽ばたいていける……

有限の命は輝きを尊いとし 無死の黒を赫く照らす 失う事を恐れるな 生を渇望せよ 瞬きを 煌きを 掴め

此処にある新たしき言霊、其れは蒼氓の心を穿つ、生ける譚― 

―神話は終りを告げ:逃げる事を棄て 掻いて
―人が人として歩む:痛いならば 感じられぬまで

誓いの証 其の思いは決まり 見据えたものは 白いひかり 発たれ焔 希みは 「」

朔の呈え 唯の悲し 想い重ね消え
移ろい 化て 喰いの華し 燦り母の跡         逢 怨 浮申 雲 戒 葬

哀故に 身戻りそうでも 愛しみは殺がれられず
重ねた罪は纏いでも 必ず羽ばたいてみせる

流浪の奇跡の昂まり 故にいとおしく
せめて その意味を知るまで 私は 死ねない―

有限の命は輝きを尊いとし 無死の黒を赫く照らす 失う事を恐れるな 生を渇望せよ 瞬きを 煌きを 掴め

忘れることなかれ 其の死せる退廃なりし運命 汝 永久に瞬くを望む―


†戻ル†